アルフレッド・ランピ



アルフレッド・ランピ(Alfred Rampi 1975年4月11日生)
 [イタリア・井戸に落ちた少年]


 1981年6月10日、ローマのチャンピーノ空港近くの町フラスカーティに住む少年アルフレッド・ランピは誤って井戸に落下してしまった。アルフレッドが落ちた井戸は、直径28cm深さ80mという極端に細いもので、彼は深さ36mのところで引っかかっていた。

 当初、井戸の横にトンネルを構築して救出する作戦がとられたが、そのために使用された重機の振動でアルフレッドがにさらに落下していたことが判明し断念した。そして、救出に採用されたのが「小人のように身体が小さいおじいさんを井戸に入れて救出する」という方法がとられた。

 この事故は前例のないメディアの注目を集め、イタリアの国営放送で18時間にも渡ってこの救出の様子が放送された。また、当時イタリア大統領だったアレッサンドロ・ペルティーニが現場を訪問するほどであった。

 推定2100万人のイタリア人がテレビの前でこの救出劇を見守るなか、おじいさんによる救出が行われたが、アルフレッドにハーネスを結びつけることができず、最終的にはアルフレッドの腕を掴み持ち上げようと試みたが、おじいさんは手首を骨折してしまい持ちきれず、アルフレッドをさらに奥深くへ落としてしまった。

 結局、アルフレッドを救うことができず、遺体は7月11日に回収された。アルフレッドはおそらく転落してから3日後の6月13日朝に死亡したと考えられている。

 1981年6月13日死去(享年6)





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