古谷真吾



古谷真吾(ふるやしんご 1932年生)
 [阪神タイガース球団代表]


 1988年5月、ランディ・バースの長男ザクリーが水頭症を患い、球団側は6月17日までに復帰することを条件とし、バースの一時帰国を認めた。バースの入団時の契約では家族の疾病の際には球団が医療費を負担することになっていたが、球団は保険加入を怠っており、多額の医療費を負担することを恐れたため、支払いを一時保留とした。

 6月に阪神タイガース専務取締役兼球団代表に就任したばかりの古谷は、7月7日にバースの長男を巡る問題解決に向け渡米したが、バース側との話し合いは平行線をたどり対立し、シーズン途中でバースを解雇することとなった。

 7月18日、古谷は東京で開かれた会議に出席後、宿泊先のホテルニューオータニから飛び降り自殺をした。古谷は飛び降りる直前に見掛球団社長宅に電話を入れ会議の模様を報告し、さらに自宅の妻に電話をかけ「さようなら」と言って電話を切った。そして午前零時ごろ、非常口のベランダから飛び降りたとみられている。

 遺書などは無かったため自殺の理由は不明だが、バースの退団を巡るトラブルで球団とバースの板挟みになり、悩んだ末の自殺だったのではないかと報じられた。この一件は、後に球団側がバースに2億円の示談金を払ったことで解決しており、当初から球団側が契約通りの対応をしていれば古谷とバースを失う最悪の事態は避けられたはずである。

 1988年7月19日死去(享年56)


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